結婚式は挙げた方が良いのか?悩んだ結果挙げました
私はもともと人前に出ることが苦手で、結婚式なんて人生でそうそうない、人々の注目を浴びるイベントのひとつだと思うのです。
普段ひっそり生きていたい人間が、結婚式を挙げるかどうか決断するのは、ちょっと勇気のいる事でした。
この記事では、私と同じように結婚式を挙げるかどうか悩んでいる方へ、こんなケースもあったよという感じで参考になればうれしいです。
結婚が決まったのは31歳目前。
これといったプロポーズは特になく、話の流れで決まりました。
(まわりには誕生日にプロポーズしたという事にしている夫・・まぁ改めて言ってくれましたが(;^_^A))
流れはというと、一緒に住むか。→(私)一緒に住むのであれば結婚の目途をたてたい。→(夫)じゃあいつにしよう?キリ良く1年記念日にするか。丁度大安だし。
といった感じです。あっさり。
結婚式はどうする?という話になって、夫はどちらでも良いとのことでした。
その時の私はネガティブマインドでしたので、
周りの友達は結婚ラッシュを終え、今は出産ラッシュ・・
みんな自分の生活に忙しい時に来てもらうの申し訳ないな・・
来てほしい人はいるけど、学生時代の仲良しグループで、もうほとんど連絡とってない人も呼ぶのなんか申し訳ない・・でも呼ばないのもなんか・・
うわぁ~めんどくさい
職場はもちろん呼びたくない!
どうしようどうしようどうしたら・・
と発狂していました。(心の中で)
それでも結婚式には憧れがあって。
ウエディングドレス着てみたいな、とか、これからの人生この人とずっと一緒に歩むんだ、という誓いというか、儀式的なものがしてみたいなという思いはありました。
結果、小人数でも対応できる式場で、親戚だけで小さく挙式+食事会とする事になりました。
(最初は食事会のつもりでしたが、なんだかんだ司会の方もつけて頂き披露宴になったw)
全部で29人。
そして挙げた感想はというと、挙げて良かったです。
結婚式の利益率の謎とか、大金をかける程の意味とかも色々考えましたが、
それも含めて、挙げて良かったです。
式場のスタッフの方々は、みんな対応が温かくて、心配りができていて、感動しました。
こりゃあプライスレスだわ・・と。
自分の中で、「友達にどう思われるか」がけっこうネックになっていました。
もうこの年になると、自らの式も経験し、その他いろんな結婚式を経験してきている猛者たちを、もてなせるだろうかという勝手なプレッシャーに押しつぶされていました。
でも、それをのぞいたら
・小さな頃から可愛がってくれていた親戚に、晴れ姿を見せたい。
・両親に感謝の意味もこめて行いたい。
というのもあって。
私にとってお金にかえられないくらい、家族や親族に喜んでもらえた事がうれしかったです。
親戚はみんな後期高齢者で、こんな機会でもないと中々集まれなくて、もう何年も会えていませんでした。
今は元気だけど、いつ何が起きてもおかしくない年齢。
盆や正月に集まる事はなくなっていたので、今会えなければ次はいつ会うんだろう・・。
そう考えたら、なんだかスッと、迷わなくなりました。
式を終えてからも、本当にいい式だった。きれいだった。
こういうお祝いという形で、みんなで集まれてよかったという感想を頂き、改めて本当に結婚式を挙げて良かったなぁ~と思います。
(ちなみにうちの親戚は父方が8人兄弟で、うち6人が女性のため、集まると大変パワフル。)
とは言え結婚式は安い買い物ではないので、そのお金を今後の生活費や、自分たちの投資に使う選択肢だってじゅうぶんアリだと思います。
どうかみなさんが自分たちのこれで良かった。になれるといいなぁ。
以上、たまごでした。